麻酔美人〜in University

 お久し振り。柿崎純也である。僕は,高校を卒業し,大学生になってしまった。
国文科で,古典の研究をしている。
 通学の為にK電鉄の各駅停車に乗っている。快速電車の方が便利なのは解っているが,
沢山駅に停まる分だけ女学生が乗り込んで来るという訳だ。K電鉄には4つの路線があるが,
今乗っている学園線沿線に女子校が林立しており,女の子だけ乗った車両がしょっちゅう形成される。

 学校に近い月見茶屋駅で下車すると,改札を抜けると僕を呼ぶ声がした。振り向くと,僕の彼女,
クロロホルムを使ってゲットしたあの娘だった。名前は児玉のぞみ。
彼女は,児童心理学科へ通っている。幼稚園の先生になりたいそうだ。
 「ねえねえ純也君。昨日の十津川さん見た?」
 僕達の間では,探偵の名前はすべて○○さんと呼ばれている。金田一さん,明智さん,コロンボさんなど。
で,昨夜放映された西村京太郎先生のドラマの話をしているのだ。
昨日は,「アルプス誘拐ルート」という話で,小学生の女の子が誘拐される話だ。
 「見たよ。急行列車なんて懐かしいなあ。国鉄急行の名前が次々と出てくるよ。」
 「へえ。言ってみてよ。」
 「アルプス,妙高,東海,伊豆,ごてんば,木曽,ちくま,兼六,くずりゅう、きたぐに,わたらせ,
 佐渡,なすの,まつしま,ときわ,八甲田,宗谷,まりも,火の山,ぎんなん,つくし,はやとも,
 あき,かすが,たかやま,よしの川,室戸,・・・・・・・・・・・」
そんな事を言っているうちに,キャンパス内に着いてしまった。
 「帰り,私の家に寄っていかない?」
 「・・・いいの?」
 「ウン!」
 「解った。じゃあ。」

 帰りがけに,彼女の家に寄った。僕の家から,歩いて10分の所にある。
 彼女は,僕を部屋に招き入れると,着替えを始めた。
 チアリーダーのウェアであった。上着は,上半分が青1色で赤色で学校名が入っている。
残り半分は白1色で飾りは何もない。スカートは水色1色と言う「1色ずくし」のノースリーブタイプであった。
 彼女は着替えが終わると,ベッドの上に横になって一言,
 「何時でもどうぞ。」
 僕は,ベッドの横に膝で立つと,彼女のユニフォームのお腹を胸まで捲り上げて,その裾を彼女に持たせると,
左手を彼女のへそを隠すように置いた。
 「のぞみのお腹,あったかい・・・」
 「そう?」
 「うん。」
 僕は,左手で腹の弾力性を確かめるかのように何回もお腹を押した。そして,手前から奥へ押しながら手を往復させた。
それは,彼女のお腹の弾力性チェックだからあまりしつこくはやらない。
僕は,彼女のお腹に今の作業をやった。ただ,力を込めず触っているだけと言う感じで彼女のお腹を感じ取っていた。
彼女の身体に重なる様に横になった。彼女のお腹に僕の顔が来るように重なるのだ。
そして,彼女のお腹にほお擦りをした。
 これって,僕の個人的な女の子の身体で遊ぶ方法で,おっぱいを揉んだりお股の穴ぼこをいじくっている訳でないから,
表現が難しいかも知れない。いまいち解らないと言う方は,女の子を連れて僕の所へいらしていただきたい。
 彼女のお腹をいじくり回したら,彼女の丹花の唇に僕の息子を入れさせてもらうと白いおたまじゃくしを流し込んだ。
彼女はそれを美味しそうに飲み込んでくれた。
 プレイが終わって,二人は普通の会話をした。
 「ねえねえ,純也君。今度,私の後輩を紹介していい?」
 「紹介って,どういう意味?」
 「うん。純也君に是非会いたいんですって。」
 「僕に?」
 「そうなの。私が,後輩だと思って自慢話をしたのがいけなかったの。ゴメンね。
 1回逢ってくれればそれでいいから。今度,何かおごるからあ・・・」
 結局,のぞみの後輩に逢う事になった。

 数日後。約束の日である。
 学食で,何時ものように教授の悪口を言ったり,鉄道の話をしたり,をしながらラーメンを啜っていた。
大して美味くはないが,安いので文句は言わない事にしている。1杯150円である。
 「先輩!児玉先輩!」
のぞみを呼ぶ声がした。彼女の後輩,だった。
 「始めまして。田沢樹里です。児童心理学科の1年です。どうぞ宜しく。先輩の事は,のぞみさんから聞かされています。
 とっても優しいそうで,うらやましいです。あっ、私は独身です。誰かいい人をご存知じゃないですか?」
 「悪いけれど,鉄道マニア仲間しかいないよ。」
 「いいです,いいです。鉄道マニアの方は優しい方ばかりだと言われていますから。」
 「そうなの?」
のぞみの顔を見たが,「さあね。」のジェスチャーをされてしまった。
 樹里ちゃんは,美人だった。のぞみも美人だが,彼女に負けないくらいの美しさであった。
まず,のぞみは健康そうだがそれが逆にマイナスになっている。女性としての慎ましさがちょっぴり足りないのだ。
それに対して,樹里ちゃんは大和撫子としか表現の仕様の無い大人しそうな娘だった。
 彼女を肉奴隷にしたくなった。のぞみは,恋人だから奴隷と表現するのは可愛そうだ。
しかし,樹里ちゃんは2号さんではないのだから言語学的には適合する。
 僕の場合,肉奴隷とはお腹の肉に手を触れさせてくれるだけでいいのだ。何とか説得すればなってくれるかも知れない。
・・・・いや,説得なんて面倒な事はしない。
4年前,のぞみと付き合う事になったあの方法を再現するのだ。
家に帰れば,あのクスリの原液がある。エヘエヘエヘエヘッ・・・・・・・・・・・・・・。

 翌日,僕は電車の写真を撮る振りして田沢樹里の尾行を始めた。
 K電鉄の学園線で快速電車で5駅乗り,そこから薬師線に乗り換える。終点の苦虫薬師駅から路線バスに乗る。
このバスはバスターミナル行きなので,車内で見つかってもバスの写真を撮りに行くと言えば済むので楽だった。
尤も,このバスターミナルに発着しているバスの写真は全て持っている筈だ。新しい路線が新設されていなければの話だが・・・。
 途中のバス停で降りた。僕も慌てて降りる。
 5分も歩かないうちに,彼女の家に着いた。
 (ここが樹里ちゃんの家か・・・・・・)

 それから1週間後。
 学食で1人で昼飯を食べていた。のぞみは,野球部が試合で,応援に借り出された為に不在であった。そこへ樹里ちゃんが来た。
 「先輩,明日私の家に遊びに来ませんか?両親が旅行へ行くんです。両親は,家に男友達を連れて来るのを嫌がるんです。
 だから,居ない事を良い事に内緒何です。」
 「いいの?」
 「はいっ!!」
 詳細を打ち合わせ終えた所で,昼休みが終わった。

 翌日。
 講義が終わって,その足で樹里ちゃんの家に向かった。
 打ち合わせておいた通り,玄関先に置かれた植木鉢の土を少し払うと鍵が出て来た。それで,家の中へと入って行く。
 彼女の部屋は2階にある。どんどん歩を進めて行く。
 彼女の部屋は女の子らしい可愛い部屋だった。僕は,部屋の隅にある箪笥に近づいた。
そして引出しを開けると下着が沢山入っている。水色の下着1組を失敬すると,元の通りに閉めた。
 そして,ハンカチにクロロホルムを振り掛ける。
 何故なら玄関を開ける音がしたからだ。彼女が階段を登る音がする。そして,ドアを開けた。
 「アレッ!?先輩?・・・何処へ行ったんだろう。」
 僕は,クローゼットの中に隠れていた。彼女は,僕がタバコを買いに行ったとでも思ったらしく着替えを始めた。
下着姿のまま,クローゼットに近づいて来た。僕は,目出し帽をかぶってクロロハンカチを手にして待ち構えた。
 樹里ちゃんがドアを開けるのと同時に,彼女に抱き付いて身体を押し倒すと,ハンカチを口許にあてがった。
 「むぐーっ!先輩?先輩ですか,止めて下さい。んーーっ!むうーーーっ!!むぐーっ,むーん,むぐーっ!!!」
 喘ぎ声はそれだけだった。のぞみの時と同じであっさり失神した感じで物足りない。
まあ,肉奴隷にしたからにはその辺の教育もすればいい事だ。

 翌日,新聞に彼女の失踪事件の記事が載った。しかし,彼女は見付からなかった。
そりゃそうだ。だって,我が家の物置に巫女装束姿で押し込められているんだから。
 1週間後解放した。
 彼女はこう言った。
 「単なる家出です。ご迷惑かけました。」
 僕にお腹を触られる事が快感になってしまったらしい。普通,そこってくすぐったいだけなんじゃないのかなあ?・・・・・まっ、いいか。
                      The end

戻る